「グランディア」は、冒険家の父に憧れるジャスティンが、父の形見が本物であることを証明するために旅に出る王道RPGです。
1997年に発売後、2020年にリマスター版「グランディア HDコレクション」がリリースに。
- ドット絵のキャラクター×3D背景の壮大な世界観
- 敵との位置によって展開が変わる、戦闘システムの面白さ
- 王道でありながらワクワクと感動が止まらない冒険ストーリー
当時あまりなかった(と思う)ボイス付で、ストーリーにぐいぐい惹きこまれていきました。何度泣いたかわかりません。
どんなストーリー?
「グランディア」は、冒険家の父に憧れるジャスティンが、父の形見の精霊石が本物であることを証明するために旅に出る物語です。
精霊石とは、神話として語り継がれている「世界の果てにある、光翼人が築いた超古代文明・エンジュール」に出てくるもの。もし精霊石が本物であるなら、エンジュールも実在するはず…と、ジャスティンの冒険心に火が付きます。
このゲームの魅力①ストーリー
ストーリーが本当に素晴らしいです。
冒険RPGというと、序盤ですぐ冒険に出るゲームが多いですが、グランディアは少し違います。
ひとつひとつの話が丁寧に描かれていて、例えば、ジャスティンがどういう人物で、両親がどういう人たちかを知っていくことで、冒険への想いに深みが増しますし、我が子が旅立つときの親の心境も痛いほど伝わってきます。
子供の頃はワクワクしながらゲームを楽しみ、大人になってから改めてプレイすると、キャラクターたちの気持ちがよりわかるようになり、些細なひとことがじんわり響いてきます。泣けるシーンがたくさんあります。
よくゲームの感想で「記憶を消してもう一回やりたい」と語る人がいますが、グランディアは記憶があってもやりたくなるゲームだと思います。
このゲームの魅力②キャラクター
どのキャラクターにも感情移入してしまうほど魅力的です。
ドット絵や表情のバリエーションが多いのと、全編ではないですがボイス付きなので、没入感もあります。
声優陣も豪華で、瀧本富士子さん、日髙のり子さん、西原久美子さん、山口勝平さん、井上喜久子さん、若本規夫さん、小杉十郎太さん、橘ひかりさんなど、ベテランかつキャラクターにピッタリの声でした。
主要キャラではスーが可愛くて大好きですが、リーンの強さと儚さと、ミューレンへの尊敬と愛情がすごく好きで、エンディングが本当に良いです…本当に…。
このゲームの魅力③戦闘システム
戦闘シーンはよくあるコマンド選択ではあるのですが、キャラクターの初期位置がランダムなので、敵との位置が遠すぎると攻撃が当たらない(走り疲れる)ことがあります。逆に、味方に近い場所にいた場合は、味方が攻撃される前に敵を倒せたりもします。
攻撃コマンドを選んだ時に、敵まで走っていくアニメーションがキャラクターによって個性があって面白いです。
また、必殺技や魔法を出すときの口上がボイス付なので、戦いに熱が入ります。かっこいいです。
序盤は画面酔いに注意
3D背景なので、視点を180度変えられるのですが、操作に慣れるまでは画面酔いする可能性があります。
最初の街が終われば大丈夫なのですが、序盤あちこち歩き回らなければならないので、私はゲーム初日は目が回って2時間くらい横になったほどでした笑
もし不安なひとはゲーム実況などで目を慣らしてからのほうがいいかもしれません。
オススメのゲーム実況者(Vtuber)
にじさんじのニュイ・ソシエールさんの実況がとても丁寧だし、めっちゃ感情移入して泣いてたりするのでオススメです。
泣いてるシーンだけ集めた切り抜き動画もあるのですが、それを見るだけでもらい泣きしました。
https://grandiahd.com/jp/
※Nintendo Switch・Steam(PC)があります